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皆様こんにちは!最近、犬の散歩中にどこからともなく、くちなしの花の香りが漂ってきます。
甘くて濃厚な香りに、体中の筋肉がゆる〜りとほぐれていく感じ!
香りを意識するようになると、いつもの散歩道もいろんな発見があって楽しいですよ♪

さて、前回は『はじめての精油』を購入するときのポイントについてお話しましたね。
今日は、「精油を安全に使う方法」をご紹介しましょう!

「自然=安全」とは限りません。植物の中には毒性のあるものもありますよね?
同じように精油の中には、その人にとって好ましくない作用をもたらす成分が含まれることがあるのです。
でも、ポイントをおさえれば危険なことはありません。

まず、大切なポイント!
精油を直接肌につけたり、飲んだりすることは絶対にやめましょう!
前回申し上げたように、精油は「有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質」です。
つまり、植物の中に存在していた状態よりも、成分がぎゅっと凝縮されているため、そのまま肌に塗ったり、飲んだりすると、刺激が強すぎて様々なトラブルを引き起こす可能性が高いのです。
実際に、お土産としていただいた精油をフレグランス代わりに肌に塗って、皮膚科に駆け込んだという方もいらっしゃるんですよ。
また、目薬に似ているからといって、誤って目に入れないようにして下さい!
間違って肌に付けてしまったら、すぐにキャリアオイルで拭き取ってください。
(キャリアオイルとは、精油を希釈して肌に浸透しやすくする基材。植物油・ベースオイルとも呼ばれる)
飲んでしまった場合には、決して吐かずにすぐに病院に行きましょう。
 

精油をお肌に使用する方法としては、化粧水やパックに入れたり、トリートメントオイルに入れたり・・・と様々ですが、精油を希釈(うすめる)する濃度については、日本アロマ環境協会では0.5〜1%としています。
今日はトリートメントオイルを実際に作りながら、希釈濃度の説明を致しましょう。

◆ 20mlのトリートメントオイルを作ってみましょう!
(1) まず、ビーカーに20mlのキャリアオイルを計ります。
  (2) 次にその中にお好きな精油を1%濃度で入れます。
      さて、1%濃度にするには精油を何滴入れれば良いのでしょうか?
  一般的な精油は1滴が0.05mlになるようにできていますので・・・、
        20ml×0.01=0.2ml
        0.2ml÷0.05ml=4滴
  (3) ビーカーのキャリアオイルに、精油を4滴入れたらよく混ぜて、出来上がり!

どうですか?結構簡単にできるでしょう
出来上がったトリートメントオイルはその日のうちに使い切りましょう。
20mlならお風呂上りのカラダに塗り込めばすぐ使い切れますよ。
もしトリートメントオイルが残ってしまったら遮光ビンにいれて、製造日・材料を書き込んだラベルを貼り、なるべく早く使いましょう。
このとき選ぶ精油ですが、寝る前ならリラックスを促すラベンダーやイランイラン、クラリセージなどがおすすめ。でも、イランイランやクラリセージは香りが強いので、初心者は精油の量を半分くらいから始めましょう。
また、ペパーミントやレモン、ローズマリーなどの爽やかな香りは眠気を吹き飛ばしてしまいそう。
こういった香りは、朝しゃきっと目覚めたいときに取り入れるほうがいいでしょう。
例えば、バスタブの床に原液を1滴たらして、その上からシャワーを浴びるなんていかがですか?
(ただし、床材によってはシミになったり、傷んだりするかもしれないので注意して!)
このほかにも、化粧水やパック、ルームスプレーなど精油を使った楽しみ方はたくさんあります。
それについては、また今度お話致しますね。

 

う〜ん、ちょっと待って。実は精油は紫外線の影響を受けると成分の劣化が進んでしまうんです。
それに、高温多湿も嫌うので、キャップをしっかりしめ、常温で冷暗所に保管してください。
つい便利だからってバスルームに置きそうになるんですけどね(汗)
それから、間違って飲んだりすることを避けるため、お子様やペットの手の届かない場所がいいですね。
また、精油は引火の可能性もあるので、火気の周りでの使用にも注意しましょう。

 

そうですね、精油を使用するのは3歳を過ぎてからにしましょう。
ただし、キャリアオイルのみを使ったベビーマッサージは精油を入れないのでOKです。
ママやパパの手のひらでオイルをお肌に塗ってあげることで、赤ちゃんの肌は強く健康に、そして肌と肌の触れ合いによって絆も一層深まりそうですね♪
また、お年寄りや妊婦さん、既往症のある人は精油の作用を確認して、自分にとって安全な精油を選びましょう。
分からない場合には、お店のスタッフに気軽に相談してくださいね。
では、今日はここまで。

次回は「アロマテラピーの楽しみ方」です。
いよいよ、具体的な楽しみ方をご紹介します!お楽しみに。

今日の補足

柑橘系の香りは元気が出るので、朝使いたくなります。でも、ちょっと注意が必要!
実は柑橘系の精油には紫外線に反応して、かゆみや赤み、シミを引き起こす(光感作と呼ばれる)成分が含まれています。ですから肌への使用は夜をおすすめします。
もちろん、芳香浴は問題ありませんのでご安心を。

それから、もうひとつ。使用前にはパッチテストで精油との相性を確かめましょう。
キャリアオイルに希釈した精油を腕の内側に塗り、24〜48時間放置して、赤みや炎症がないかを確認します。異常があったら、すぐにキャリアオイルで拭き取りましょう。

講師紹介
武藤英恵(むとうはなえ)

日本アロマ環境協会認定アロマテラピーインストラクター。
現在、パスカル スクールオブウィミンズコンプリートウェルネス講師として
『アロマテラピー基礎講座』を担当。
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